音楽教室への著作権料徴収について2


何ヶ月か前のブログで、著作権料徴収の件で断固反対だと書きました。
その後しばらく大きな動きがなかったのと、私が発表会準備で忙しくなってしまってそれきりになってました(^^;;

その後…
・「音楽教育を守る会」が徴収取り下げに向けて署名活動を開始。さらに訴訟を起こす模様。
日本音楽著作権協会(以下JASRAC)が文化庁に届け出。許可が下りれば2018年1月より著作権料が徴収されます。

訴訟は仮に教室側が負けたとしても、ウチの様な個人教室は当面徴収対象にはなりません。
でも“当面”なので、いずれ徴収される可能性が高いという事です。容認できません。

市販されている教材(この数十年内に出版されたもの)には、一部もしくは全て、JASRAC管理の曲を含んでいると思われます。
皆さんもお手持ちの楽譜や教材を見てみてください。表紙裏辺りにJASRACの文字が入っているものが多いですよ。
主に初心・初級者向け教材(ピアノ教本)にあります。これらも徴収対象なのでしょうか?

そう考えると、何もJ ポップや映画・アニメ音楽などの、いわゆるポピュラー音楽の楽譜集に限った話ではなくなります。
JASRACが管理しているのは、テレビやラジオや有線放送で流れているような音楽ばかりではありません。

だけど、教材・教本として出ているものは、使用目的が明らかです。ピアノだけでなく、全ての楽器の教本もです。
レッスンや練習(JASRACは練習のために弾く事も「演奏」と定義しています)に使うとハッキリ分かっているのに、演奏権が及ぶのでしょうか???
既に管理下にある曲を教材に掲載する時は、JASRACは使用目的を明示して許可を得ているハズですが。

楽譜は演奏するためにあるものと考えます。(コレクション目的の方もいますがw)
演奏するためには練習が要りますね。
自力で弾ける人は良いですが、習わないと弾けない人が大勢います。
教室は、その手助けをするためにあります。
そこで断片でも講師が弾く行為が「公衆への演奏」???

私の様にクラシック畑で育った人ならば、やろうと思えばJASRACの管理が及ばない教材(バイエルなど)のみでレッスンをする事は可能です。
ウチの様な個人教室は、むしろそれをウリにして「クラシック専門」とする事もできます。

でもそうしたとしても、生徒さん側が著作権の切れていない楽譜を持ってきたらどうすれば良いんでしょう。
JASRACの許可を取ってからじゃないと教えられない…とでも言うのかしら?

それに学校から伴奏を頼まれて楽譜を持ってくる子もいます。学芸会など学校行事での演奏。
最近話題の音楽も結構あります。この場合もJASRACの許可を得ないと教えられないのでしょうかね?

何じゃそりゃ!

さらに大手教室でも個人教室でも、クラシックだけを弾く生徒さんも多くいます。
そういう生徒さんは当然、著作権が及ばない楽譜しか使いませんね。
JASRACは徴収額を総レッスン代の2.5%としている様ですが、これはクラシック曲だけレッスンをしている方のレッスン代も含まれているのですか?

まだ未確定という事もあるし、分からない事が多すぎます。
今後の動きに注視していこうと思います。

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