リトルピアニストという補助ペダル(アシストペダル)を導入しました。
*同じ名前の靴がありますが、製作会社は違います。

当教室で購入したのは、プレミアム仕様という一番低いモデルです。
本体の他、別売りの「高さ調節パーツ」全3種とフルセット購入しました。
あとちょっとでペダルに届く、届いてはいるけれど踏みづらそうという生徒さんのレッスンで使います。
もっと高さのあるモデルもありますが、うちでは使う機会が現時点(2023年1月)ではないと思います。
補助ペダルの他に補助台(足台)が必要ですが、一般的な補助台はペダルより高さがあるため使えません。
プレミアム仕様では、低い補助台が最適です。
ですが、低い台は無段階調節ができません(残念!)。
色々と検討して、吉澤のアシストスツールと組み合わせて使う事にしました。
リトルピアニストは、ペダルのつくりがとてもしっかりしていて踏みやすいです。
足の力が弱い子でも、軽く踏みやすくなります。
三陽製作所さんではモニター制度を導入していて、初めての方は必ずモニター品で実際に使ってみてからの購入になるそうです。
当教室でもモニター品をお借りして、対象の生徒さん方に試してもらいました。
私も試しました。それで選んだのがプレミアム仕様です。

ペダルとアシストスツールの高さバランスをどうすれば使いやすいか、検証してみました。
レッスンですぐに設置できるようにおこなった検証ですが、せっかくなのでYouTubeで公開します。
動画では、
0:00 ペダル・高さ調節パーツ4.5型+アシストスツール5cm
0:45 ペダル・高さ調節パーツ4.5型+アシストスツール7.5cm
1:48 ペダル・高さ調節パーツ3.5型+アシストスツール5cm
2:18 ペダル・高さ調節パーツ2.5型+アシストスツール2.5cm
3:07 ペダル・高さパーツなし+アシストスツール2.5cm
の順に検証しています。
これから補助ペダル購入や買い替えをお考えの方、どれにしようか迷っている方の参考に…なるのかな???
一方、従来のペダル付き補助台では、踏み込みが重いのが難点。

色々と調べてみたのですが、このタイプ(上の写真)は軽く踏めるようにはなりません。
むしろ重くなるくらいです。
高さ調節ができるのが良い点なのですが、力が弱い子供が使うには重すぎます。
このタイプでペダルが軽く踏めるようになれば、完璧と言っても良いでしょう。
あと、ペダル付き補助台は高さもあるため、小学校中学年ぐらいまでの子には良いのですが、
高学年の子には高すぎます(個人差アリ)。
高学年になると本もそれなりに進んでいて、ペダルを使う機会が少しずつ増えてきます。
高学年の子は床に足が楽に届く子もいれば、「あと2~3cm背が伸びれば」という子もいます。
「あと2~3cm」の子は補助がなくても何とかなりますが、グランドピアノのペダルはアップライトや電子ピアノに比べて重いので少々踏みづらそうです。
補助ペダルが必要な期間はわずかですが、レッスン時は気持ちよく弾けた方が良いと思い、導入しました。
そうそう、検証動画内のBGMは、シューベルトの軍隊行進曲第1番です。
個人アカウントで“一人連弾”した音を移植しました。
動画はこちら↓