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16日よりYouTubeにて限定公開中のクリスマスミニコンサート。オープニングと講師演奏を公開します!コンサートの雰囲気を皆さまにも少しお見せします。
まずはオープニング。早速どうぞ!
お次は講師演奏。ピアノ連弾と弦楽器・ヴォーカル・ティンパニ…全部で15パートほどあるのですが、それを9つに分けてグランドピアノと電子ピアノをフル活用。それではどうぞ!
コンサートは「クリスマスっぽい物を身につけるか、側に置く」というドレスコードを設けています。生徒さん方の名誉のためにことわっておきますが、こんなバカな格好をしているのは私だけです。
同じ格好だと編集時にたぶん混乱するので、編集しやすいようにパートごとに別のアイテムを身につけました。
よく「どうやって撮影したのか?」と聞かれるので、撮影順を解説。
1:ピアノ2(低音パート)を撮影
この写真だと見えませんが左耳にイヤホン装着。メトロノームを聞きながら弾きます。
2:ピアノ1(高音パート)を撮影
撮影したピアノ2の映像をiPadに移し、それを見ながら弾きます。音声はイヤホンから。ピアノ2と1の撮影は一気におこないます。カメラは1mmも動かさないように、録画ボタンを押す時にも細心の注意をはらいます。
グランドピアノの撮影はこれでおわり。以下、電子ピアノを使います。ここから先はカメラが動いても問題なし。
そうそう、ピアノパートに写っている花束はダイソーで買った造花です。それに同じくダイソーの電池式のライトを仕込みました。100円ショップ、凄すぎ。
花束には不織布の袋を切って巻き、リボンで結んでいます。不織布は友達からのプレゼントについていたもので、色がピンクでちょうど良かったです。
3:ストリングス1(低音パート)
イヤホンでメトロノームの音を聞きながら弦楽器低音パートを撮影。音は電子ピアノに録音。
4:ストリングス2(ハーモニーパート)
ストリングス1の音に合わせて録音を重ねていきます。以下同様に。ここから先はイヤホン不要。ちなみに使っているクラビノーバは、20チャンネルまでの多重録音が可能です。ちなみにトナカイのカチューシャは色違い。
5:ストリングス3(スピッカート)
前の音声を聞きながらどんどん重ねていきます。録音を繰り返すうちに室内楽らしくなっていきます。
6:ストリングス4(ピッツィカート)
中盤、13小節しか出番がないけれど結構重要なパートかも。
7:ヴォーカル1 8:ヴォーカル2
ヴォーカルの音が薄い気がしたので急きょ増やしました。でも、もう1~2チャンネル増やしても良かったな。そしてここで痛恨のミス。
ヴォーカル2の映像が取れておらず、確認作業をしている映像が入っていました…操作間違えたっぽい。撮り直す時間もなくどうしようか3秒ぐらい考えて、動画では静止画を入れました。でもまぁ、音声は電子ピアノに録音しているので音的には問題なし。
9:ティンパニ
最後にティンパニを録音して撮影・録音おわり。
撮影した全ての映像をPCに取り込み、編集ソフト(PowerDirectorを使用)で合わせます。ピアノの2パートは連弾しているかのように見せます。←カメラを1mmも動かせない理由はコレ。
今回はPowerDirectorの他にCanvaも使っています。Canvaはオープニングと本編でかけたエフェクトの一部で使用。
1人連弾は、たま~に双子だと思われますw映像の真ん中を見ると、腕や手が切れたり消えたりするのでわかると思いますが…ぱっと見だと意外と分からないもよう。
編集は音声を合わせるのが難しく、気合と根性で合わせます。PowerDirectorには「音声で同期」の機能がありますが、こういう撮影の場合は使えません(理由は割愛)。
電子ピアノで録音したものはUSBにコピー→PCで映像と合わせます。これも要根性w カメラの音声は使わないのでカットします。
編集の際、音量バランスはいじっていません。だって、めんどくさいから。撮影時に音量バランスを考えて、全て想像とカンで弾いています。編集で合わせてみないと私も仕上がりが分かりませんwww
それから楽譜は、連弾譜は何年も前に雑誌に掲載されていたもの。それを基に原曲も聞き、弦楽器・ヴォーカル・ティンパニを足しました。
長々と書きましたが、こんな感じの撮影・編集手順です。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。