「ショパンの楽譜、どの版を選べばいいの?」の講座に行ってきました

先日、銀座で開催された講座に参加してきました。本の著者、岡部玲子さんのお話が聞けるとあって、すぐに申し込みました。

ショパンの楽譜、どの版を選べばいいの?

講座は本のタイトルどおり「ショパンの楽譜、どの版を選べばいいの?」がテーマ。本に書かれていないことや、ショパンコンクールのこともお話されました。スライドや映像も交えてのお話はとても分かりやすく、あっという間に終了。今後の演奏やレッスンに役立つ情報がたくさんありました。

私が受験生・大学生だった頃の楽譜の選び方

ショパンに限りませんが、楽譜を買う時に何版にするかいつも迷います。高校(受験生)時代にお世話になった先生は「●●版(日本の出版社から出ている、いわゆる校訂版)で十分」とおっしゃっていました。理由はいくつかあって、校訂版はしかるべき方が校訂しているので信頼できること、原典版であっても完全な楽譜ではないこと、原典版は高価などなど。そのため、主に買っていた楽譜は●●版でした。

大学に入ってから師事した先生に「どこの版が良いか」と尋ねてみましたが、先生は「どこの版でもよい(=どこの版でも、よく見て考えて勉強なさい)」との事。「Urtext(原典版)で」とは言われませんでしたが、Urtextを選んでいました。

受験生時代の先生も大学の先生も、とある同じ原典版を信頼されているご様子でした(たぶん)。その理由がこの本と今回の講座で分かりました。その点だけでも、大収穫。

楽譜の選び方、解釈方法など、参考になる情報がたくさん

あの当時はインターネットが普及しておらず、情報も今よりずっと乏しい。今は様々な版について調べて取り寄せられるし、手稿譜を閲覧することだってできる。演奏方法や指導方法などのハウツー本も充実。便利な時代になったものです。

とはいえ、どの版を選ぶかを自分で判断できるように普段から勉強することが必要。今回の講座で、その判断の軸が少し明確になった気がします。

また興味深い講座があれば参加して、レッスンや自分の勉強に活かしたいと思います。