今年のレッスンがすべて終了しました
本日で、今年のレッスンがすべて終了しました。
一年を通してレッスンに通ってくださった生徒の皆さん、
そして日々支えてくださったご家族の皆さま、本当にありがとうございました。
来年は1月8日(木)より始めます。
今年、特に印象に残っていること
今年を振り返って特に印象に残っているのは、
ピアノを弾くための体の使い方が、
少しずつ生徒さんの中に浸透してきたことです。
私自身、アレクサンダー・テクニークを学び始めて数年が経ちました。
レッスンのためというよりも、自分の演奏を何とかしたいという思いから習い始めました。
それからは、日々の演奏や生活の中で体の使い方を見直すことを続けています。
少しずつですが、習得できたことをレッスンにも取り入れるようになり、
ここにきて生徒さんの変化として「見える形」で表れてきたことに、
大きな手ごたえを感じています。
すぐに音に変化が現れるわけではなくても、
椅子の座り方、体の支え方、腕や手の動かし方など、
「体の使い方」を意識できる場面が、確実に増えてきました。
クリスマス・ミニコンサートの映像を見て
先日おこなったクリスマス・ミニコンサート。
その映像をあとから見返していて、感じたことがあります。
それは、昨年に比べて
姿勢が整う → 動作が自然になる → 音がきれいになる
という好循環が生まれつつある生徒さんが、
明らかに増えてきたということでした。
特別に難しいことをしているわけではありません。
でも、体が無理なく使えるようになることで、
音の響きやフレーズの流れが、自然と変わってきているのを感じました。
音だけでなく、「動作と体のつながり」も大切に
ピアノのレッスンというと、
どうしても「音」や「指」に意識が向きがちです。
もちろんそれも大切ですが、
「理想の演奏をするための体の使い方」が整っていないと、
思うように弾けなかったり、疲れやすくなったりしてしまいます。
今年は、
「動いた時、体のパーツはどこにあるのか」、「どうつながっているのか」
を意識しながらピアノと向き合う姿が、レッスンの中で多く見られるようになりました。
それは、すぐに結果が出るものではありませんが、
確実に“より自由に、楽に弾けること”につながっていくと感じています。
来年に向けて
来年も、それぞれのペースを大切にしながら、
音と体の両方を大切にするレッスンを続けていきたいと思います。
一音一音を丁寧に積み重ねること。
無理なく、長く音楽と付き合っていけること。
そんな時間を、また一年かけて一緒に作っていけたら嬉しいです。
私ももっと精進します。一年間、本当にありがとうございました。
最後に、最新の教室だよりです。クリスマス・バージョン🎄
教室だよりにも書きましたが、元日公開の年賀状ショート動画があります。
元日以降にぜひ、当教室のYouTubeチャンネルをご覧ください!


