ショパンの未発表ワルツを鑑賞しました🎶
今月の音楽鑑賞は「新しい?古い? Part2」をテーマに、ショパンの《ワルツ イ短調 遺作》を聴きました。
2024年9月19日、モーツァルトの“新曲”《ガンツ・クライネ・ナハトムジーク K.648》が発表され、大きな話題に。(←1月・2月の鑑賞曲)
1月・2月の音楽鑑賞ブログはこちら
そしてその約1か月後、ショパンの未発表のワルツが公表されました!この楽譜は2019年、アメリカ・ニューヨークのモルガン図書館・博物館で発見され、2024年10月27日にニューヨーク・タイムズ紙で公表されました。
🎼 どんな曲?
- 作曲時期は1830~35年頃。ショパンが20~25歳の頃に書いたと推定されています。
- 楽譜は直筆稿で、サイズは約10cm×13cm(ハガキより少し小さめ?)。
- 未完成の24小節のみ(繰り返して48小節)。
- ショパンの作品としては珍しい「fff」の表記あり!
- 曲調はマズルカっぽいかな?民族音楽っぽい感じ(講師の感想)
ちなみに、ショパンのワルツは踊るためではなく、演奏・鑑賞用の作品。
テンポの速い華やかな曲と、ゆったりした優雅な曲に分かれますが、いずれも左手で3拍子を刻み、和声はシンプルなのが特徴です。
🎼 直筆譜を目にして…
IMSLPから直筆稿の写真をダウンロードし、生徒さんたちにも見せました。
人類の宝ともいえる貴重な楽譜に、生徒さんたちも興味津々!
普段はきれいに印刷された楽譜しか見たことがないので、「作曲家が実際に書いた楽譜」を目にしたことで、「ショパンが本当に存在していたんだ!」と実感できたようです。
「ショパン=難しそう」というイメージを持っていた生徒さんも、直筆稿を見たことで少し身近に感じられたかな? そんなふうに思っています😊
📖 楽譜を見たい方へ
- IMSLPでは、直筆稿の写真と、打ち直された楽譜をダウンロードできます。
- 「月刊ピアノ」3月号 にも掲載されています!
🎹 2025年はショパンコンクールの年!
どんなスターが誕生するのか、今から楽しみですね✨秋の音楽鑑賞は、恐らくコンクールの模様を見ることになるでしょう!
🎧 次の音楽鑑賞は4月!お楽しみに♪
音楽鑑賞は小学生以上が対象です。大人の生徒さんにも希望があればおこないます♪月1回、CMやドラマ・映画・アニメなどなどでよく使われる、“誰もが一度は耳にしたことがあるクラシック曲”を中心に聴いています。
歴史的背景や、作曲家の裏話(⁉)もあって、生徒さん方からは大変に好評です。音楽室に貼ってある肖像画や教科書に載っている伝記とはイメージが違って、人間的な一面を垣間見ることができます。