初めてでも効率よく基礎を身につけたい方に!バイエルとメトードローズ

今回ご紹介するのは、大人の初心者さんにおすすめする2つのピアノ教材です。「バイエル」という名前を聞いたことがある方も多いかもしれませんね。

どちらも「おとなのためのテクニック・マスター」よりも進みが早く、初めてでも効率よく基礎を身につけたい方におすすめです。

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ゆっくりステップアップしたい方に!おとなのためのテクニック・マスター

「ゆっくりステップアップ」か「スピーディーに効率よく」か、どちらを選ぶかは人それぞれ。当教室では体験レッスン時にお話やご希望を伺い、私も客観的に観察しどの教材が合っているのかを提案します。

どちらを選んでも、ゴールは「ピアノが弾けるようになる」こと。ゴールへの道は一つではありません!


バイエルピアノ教則本

バイエルはドイツの作曲家で、バイエルピアノ教則本は、明治時代に日本に入ってきた最初の教則本です。シンプルなメロディーで、テクニックや音楽の基礎をしっかり学べるのが魅力です。1冊で完結。

64番までの一部の曲は連弾曲。先生が伴奏を弾くので、初心者でも「豪華な曲を弾いてる気分」に。一人では味わえない音の広がりが楽しめます。
※連弾とは:1台のピアノを二人で弾くこと

子ども向けに音符を大きくした見やすい版も、多数出版されています。上下巻だったり、上中下巻だったり、6冊に分かれているものもあります。

バイエル

幼稚園・小学校の先生、保育士を目指す方へ

求められるピアノは“バイエル終了程度”とされています。バイエルは多くの教育系学校(学科)でも使われています。当教室でも、目指す方にはバイエルで指導します。*既にバイエル終了された方は別メニューでのレッスン

最近では、教員採用試験でピアノ実技が免除されることも増えてきましたが、免許を取得するための大学などの課程にはピアノが含まれています。

メトードローズピアノ教則本

こちらもバイエル同様、定番のピアノ入門書です。フランス生まれの教則本で、読譜やリズム感など無理なく身につけられます。上下巻2冊終えると「バイエル終了程度」に相当します。

当教室では、初めて習う大人のほか、小学校入学以降に習い始めた子供の生徒さんにも使います。

バイエルとの比較(講師主観)

  • 曲が楽しい
  • 左右の指をまんべんなく動かす(バイエルより左手の音数が多い)
  • 本が横長で音符が大きく見やすい(音符は少しずつ小さくなる)
メトードローズ

ご自身に合った教材を選んで、楽しいピアノ時間をはじめてみませんか?

おまけ