YouTubeの教室チャンネルで「ワンポイント楽典」を公開しています。第16弾の今回は複付点(ふくふてん)の休符を取り上げました。
複付点の休符は付点が複数…ふたつ付いた休符です。理屈上存在しますが、あまり使われていません。なぜかと言うと、分かりづらいから。他の休符を使っても同じ長さの休みを表せるので、なくても問題はありません(それは言い過ぎかな?)。
楽譜は道路標識や看板のように、ぱっと見で分かりやすいほうが適しています。難しい記号だらけだと、ヤル気もなくなりますよね。
ものすごく音数が多かったり、超絶技巧が必要な難曲でも、できるだけ見やすいように書かれています。というか、名曲は楽譜も(図形として見ても)美しいのです。
あまり使われないので、知らないという方も多いでしょう。生徒さんには時期が来たら教えていますが、滅多に出てこないので忘れちゃってるでしょうね…。
…というわけで、超レア休符の話。ぜひご覧ください!